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《黒い砂漠》@第四日目「釣りがしたい!」

「フェルナンド~お魚が食べたい!」
『何ですか?いきなり・・ さっき朝食を食べたばかりじゃないんですか?』
「夕ご飯に お魚の塩焼きが食べたいのよ!」
そんな私の我侭を聞いてくれたフェルナンドは ベリア村へと戻り穴場スポットを教えてくれた。
『ここでなら大物も狙えますよ?』
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しかし 今始めたばかりの自分じゃ釣れるのは雑魚ばかり・・
『釣りは根気との勝負・・(我慢弱いお嬢様がどこまで頑張れるか)・・』
「そんな事わかってるわよ! んもぅ・・ あ!きた!引きが違う!」
必死に魚の動きに合わせ竿を引く・・
「つ・・釣れた~! でかい!!」
『おぉ~お嬢様お見事です! それはメジナですな! 立派な高級魚ですよ!』

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気がつくと辺りはすっかり日が暮れてた。
用意しておいた乾燥させた木を組んで焚き火を起こす。
「ん~~美味しい! はぁ~私ってばセレブだな~! こんな贅沢ができて!」
『ん?・・(お嬢様?セレブの使い方間違ってます。そんでセレブはこんな事しませんって!)・・』
「何よ? フェルナンドもお魚食べたいの? 草しか食べないくせに・・」
『いやいや いりませんって! はぁ~・・』
「フェルナンドってば・・変なロバ!」
『・・(お嬢様にソレ言われたくないです・・ はい)・・』

《黒い砂漠》@第三日目「部屋を借りよう!」

いつものように遅い朝食を食べていると・・ 威厳ありそうな白髪の老人が話しかけてきた。
「お嬢様? いつもこの宿にお泊りで?」
「はい まだ2日目ですけどね。」
「あ~それは良かった! 実はですねお嬢様にピッタリのお部屋がありまして・・ 毎回毎日宿代を払うのも面倒ですよね?」
「う~~ん そうね~ ベリアと違って都会だからか宿代も高いしね。」
「そうでしょう! 毎回1泊7000も払っていたら勿体無いですしね。その分お安く部屋を借りた方がお得かと~・・」
「そのお部屋はいくらなの?」
「はい!大変お得になっていまして~家具付きで1ヶ月30万です。家具付きですよ? 今ならここの定食割引券10枚もお付けします!」
「お~~ それはお得!! んじゃその部屋見せてくれる?」
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「こちらの物件になります。ではお部屋の中 ご案内しますね。」
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「どうです?いかがですか? 1階で出入りもしやすく 大きな窓から気持ちのいい風も入ってきますよ?」
「そうね~ なかなかいいわね・・・」
「どうでしょ? それでは1年契約として頂けるのならお家賃1ヶ月分サービスしますよ?」
「え!ほんと?んじゃ決めます!!」
「毎度有難う御座います!」
早速足りない家具類(ベッド・調理器具・錬金器具)を買い揃えフェルナンドに見せる事にした。
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『お嬢様ったら また思い切った買い物しましたねぇ~ ほとほと呆れます・・』
「何言ってんのよ!こんないい物件なかなかないわよ?」
『・・(家具付きと言ってもボロいタンスとテーブルだけ おまけに定食割引券?たったの3%引きじゃないですか!)・・・(家賃だって計算の弱いお嬢様 いいカモにされましたな!)・・』
「あと何がいいかなぁ~ あ!絨毯も買わなきゃね!」
『・・(まぁ そうやってお嬢様が喜んでくれてるなら良しとしますか!)・・』
「どうしたのよ?フェルナンド?黙っちゃって あまりの凄い部屋で驚いちゃった??」
『えぇ~さすがお嬢様です!・・(こんなボッタクリ部屋を借りるなんて・・口が裂けても言えない)・・』

《黒い砂漠》@第二日目「ハイデルへ行こう!」

昨日は色々な事がありすぎて 昼過ぎまで寝てしまった。
宿屋1Fの食堂で軽く食事を摂り フェルナンドのとこへ行ってみると・・
『お嬢様~ 今日はやけに遅ぉ~ございますね?』
「いいのよ! もぅ自由なんですから いつまでも寝ていたっていいんです!」
『はいはい・・ んで今日の御予定は?』
「ハイデルへ行きます!」
ビシッっと元気良く指さして決断力のある頼もしいご主人を演出してみせた。
『お嬢様~? ハイデルはあっちです! そっちは海です。』
「あ~・・まぁとにかく出発~!!」

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『あの~・・お嬢様? ちゃんと乗って頂けますか?』
「何言ってんのよ! 今この乗り方がシャイの間で流行ってるのよ?」
『そんな~ こんなおばかな乗り方してるのなんて見た事ないですぜ?』
フェルナンドは私が落ちないようにとゆっくり進んでくれている。
あ~ 長閑だなぁ~ 天気も良いし~ ゆっくりゆったりのんびり揺られていると・・ また眠くなってきた・・・
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こんな格好になっても文句一つ言わずに私を運んでくれる・・ やっぱりフェルナンドだなぁ~^^
『・・・(もぅ・・何も言えん)・・・ (その格好 後ろからだと絶対おパンツが丸見えになるはず)・・・』

《黒い砂漠》@第一日目「ロバのフェルナンド」

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ふと気がつくと この黒いちんちくりんが話しかけてきた。さっきからずっと呼んでたらしい。
そう 自分の名前さえも思い出せない・・・
「あ! ロバ!! ロバのフェルナンドはどこ??」
いつも一緒に居る彼の事だけは覚えていた。
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『お呼びですか? お嬢様?? オレ様をほっといてどこへ行っていたんですか?』
「あぁ~ フェルナンド~! 何がなんだか解らないのよ! 私は誰?ここはどこ??」
『お嬢様~ 冗談も大概にしてくださいな!(またいつものアレか?)』
「なんかね~ 黒いちんちくりんがね? あ~しろ!こ~しろ!!ってうるさいのよ!!」
『黒いちんちくりん?? なんですかそれは? 新しいおもちゃですか??』
「え~っと 違うんだって!頭の中で呼びかけてくるのよ!」
慌てて両手で掻き消すように手をメチャクチャに振ってると なんかフェルナンドの冷たい視線を感じた。
『・・・お嬢様・・ とうとう おつむが・・・』
「フェルナンド?」 
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今日は色々あって疲れたわ~~
「フェルナンド~ 何か食べる物ない? 朝から何も食べてないのよ!」
『はいはい・・いつものサンドイッチならありますよ?』
「やった~! ってコレいつ買ったやつだっけ? まいっか臭くないし食べられそう^^」
『オレ様が出すものに変なものなんてありませんぜ? いつも食べてて平気でしょ?』
「ウンウン 美味しい!」
実は賞味期限が少しばかり過ぎていた物だったんだけど 彼女の胃袋のほうが強かったようだ。フェルナンドは少しほっとして彼も近くの草を頬張った。
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